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日光を浴びよう! ビタミンDと母乳の話
新型コロナ感染予防対策で、「おうちで過ごそう」と盛んにいわれていました。
最近は日焼けすることもなく、子ども達は色白でちょっとぽっちゃりしてきました。
でもちょっと待って。
骨を作るためには、実は太陽の光は欠かせないものなのです。
カルシウムの吸収を促し、骨や歯を丈夫にするためには、ビタミンDが重要な役割を果たします。
ビタミンDは、食べ物からだけではなく、紫外線が皮膚に当たることでも作られるのです。
そこで突然ですが母乳のお話。
母乳は赤ちゃんにとって、素晴らしい栄養源です。でも完全食品ではありません。
母乳で不足しがちなものが、ビタミンDとビタミンKと鉄分なのです。
ビタミンKが不足すると出血を起こしやすくなるので、今は赤ちゃんが生まれるとすぐにケイツーシロップを飲ませます。
母乳栄養児には、飲ませる回数も多くなっています。
鉄分が不足すると鉄欠乏性の貧血になります。
離乳食が始まったら赤身の肉や魚、レバー、卵黄など鉄分を多く含む食品を食べさせてあげましょう。
ビタミンDについてはあまり知られていないようです。
母乳中のビタミンD濃度は、育児用ミルクの10分の1以下といわれていて、実はとても少ないのです。
ビタミンDが不足すると、骨や歯が弱くなり、くる病やO脚の原因となります。
ママに十分なビタミンDがあれば、母乳中のビタミンDの濃度も上がるいわれています。
ビタミンDは、魚やキノコ、卵黄に多く含まれています。
母乳で赤ちゃんを育てているママは、こういった食品を積極的に摂ることが勧められます。
それでも十分なビタミンDを摂るのは至難の業です。
ビタミンDを補充する方法として、赤ちゃん用のサプリメントがあります。
ベビーディー https://babyd.jintan.jp/what.html 1日1~2滴、生まれてすぐから1歳くらいまでお勧めです。
アマゾンや楽天で買うこともできます。
離乳食でビタミンDが豊富な食べ物としては、シラス、シャケがあげられます。
非常事態宣言が解かれて、これからは外遊びの機会が増えてきます。
まずは親子で日光浴をしましょう。
日焼け止めはビタミンDが作りにくくなってしまいますので、ほどほどに。
夏場は朝や夕方の涼しい時間を選んで、お散歩をしましょう。帽子はしっかりかぶって、手や足は出して。
熱中症には十分注意しましょう。
日光浴は、お年寄りの骨粗しょう症の予防にもなります。
赤ちゃんだけでなく、お兄ちゃんお姉ちゃん、ママパパ、おじいちゃんおばあちゃんにも、お勧めします。
今年は比較的暖かな冬でした。毎週家で過ごしてお世話ができたのもあって、苗の育ちがよいです。
今次々と美しい花を咲かせています。
ゴデチア。白、ピンク、オレンジ、赤の華やかな色で楽しませてくれます。