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急性中耳炎と飛行機

急性中耳炎は、子どもによく見られる病気の一つです。
鼻と耳の内側は耳管(じかん)というくだで、つながっています。
耳管の入口は鼻の奥(上咽頭)にあります。
風邪をひいて鼻汁がつまっていたりすると、ここから耳の中に細菌やウイルスが入って炎症を起こし、急性中耳炎となってしまいます。
小さいお子様は、耳管が大人より太く短いうえに傾きがゆるやかなので、ばい菌が侵入しやすく急性中耳炎になりやすいといわれています。

急性中耳炎と診断された時、飛行機に乗って良いのかどうか、悩むところです。
飛行機は、離陸と着陸の時に気圧の変化が起こります。耳の中と外に気圧の差ができます。
普段は閉じている耳管が開いて耳の中の圧を調節しますが、風邪をひいていたり中耳炎になっているとうまくできず、耳が痛くなったりします。
旅行中痛い思いをさせないためには、中耳炎が治ってから飛行機に乗った方がよいでしょう。

離着陸の時は、大人であれば、飴をなめる、水を飲む、あくびをするなどで耳管を開いて調節することができます。
小さなお子様では、母乳や飲み物を飲ませたり、おしゃぶりを吸わせるなどで、耳管が開きます。風邪気味の時は搭乗前に、鼻汁を吸ってあげるとよいでしょう。

子連れ旅行は、楽しみも大きいけれど、直前に熱を出して中止のリスクもあるし、旅行中の病気の心配もあって不安と隣り合わせです。
以前は小さい子を連れて無理して行かなくても、という気持ちもありましたが、実は子供と一緒に旅行に行ける時期は、結構短いのです。
小学生高学年になると塾だったり、受験だったり、中学生になると部活優先、受験もあり、高校生では・・・親と一緒に行ってくれなくなります。(-“-)
自分の子どもが大きくなった今、よーくわかりました。旅行に一緒に行けるうちに、是非いっぱい思い出を作ってください!
ただし、無理な計画は立てず、体調が心配な時はかかりつけの小児科医に旅行の予定を早めにお伝えくださいね。(^^)

 

 

 

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