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マスクを考える

明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
年が明けて寒さが本格的になってきました。
小児科外来では、感染症が多いため、熱や咳のある方にマスクをしてくださいとお願いしています。
病気の方はもちろんですが、最近は風邪のウイルスをもらったりしないようにと、マスクをされている方も多いと思います。

小児科医は、意外とマスクをしないで診療しているドクターが多いです。
私も数年前までは、ほとんどマスクをしていませんでした。
マスクをすると、言葉が伝えづらくなって大きい声を出さなければならなくなります。常にしゃべりっぱなしなので、大きい声を出すのはのどに負担がかかります。
表情もわかりにくくなります。診療では何といってもコミニュケーションが大切なので、これは大きなマイナスです。

しかし、患者さんの咳や鼻水を浴びることが多く、風邪のウイルスをもらってしまう危険があります。
私は、たまたま歯の治療をきっかけとしてマスクをするようになりました。
つけていると飛沫感染から守られている安心感が強く、そのままマスク姿で診療する習慣になってしまいました。
マスクには、心理的にも守られているという安心感の様なものが生まれるようです。
クリニックのスタッフも、感染から守るためにマスクを着けていることが多いです。
初めての患者さんには申し訳ないような気もしていますが、どうぞお許しください。(-“-)

さて、子育てにマスクはどうなのでしょうか。
赤ちゃんは、お世話をしてくれるママやパパの表情をまねることで表情が豊かになっていきます。
ママやパパの笑顔を見ることは、赤ちゃんの発達にとても大切なことです。
いつもマスク姿では、表情が分かりにくく赤ちゃんは不安になってしまうかもしれません。
これからの季節、寒さと乾燥、インフルエンザ、花粉症とマスクの出番はますます多くなるかと思います。
外ではマスクをしていても、おうちに帰ったら是非はずして、にっこりしてあげてください。(^◇^)

何年か前、風邪をひいて声が出なくなってしまったことがありました。
熱も咳もないのに、声帯を痛めたようで、ささやくような声しか出ない状況が数日続き本当に困りました。
「院長はのどを痛めていて、大きな声が出せません。聞き取りにくくて申し訳ありません。」と、説明のプリントを出して診療していました。
私がささやき声で診療していると、保護者の方はもとより、なぜか子どもたちも大きい声を出さず、一緒になってささやき声で話してくれていました。
この時の外来は、今思い出しても不思議なくらい本当に、本当に、静かでした・・・(^^)

1月の軽井沢、湖に氷が張っていました。とても寒かったけれど、凛とした空気がたまらなく好きです。

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