診療について

麻疹風疹ワクチン(生ワクチン、定期接種)

麻疹風疹とは

麻疹(はしか)とは 麻疹ウイルスによる感染症です。約10日の潜伏期の後に、高熱、鼻水、咳、目やになどの風邪と似た症状が3~4日続き、全身に赤い発疹が広がります。高熱は7~10日くらい続き、合併症として気管支炎、中耳炎、肺炎、脳炎などを起こすことがあります。 感染力が非常に強く、しばしば重症になることがあります。絶対にかかって欲しくない病気です。 風疹とは 風疹ウイルスによる感染症です。約2~3週間の潜伏期の後に熱が出て、首のリンパ節が腫れ、体に赤い発疹が出てきます。発熱するのは3~4日間なので、三日はしかと呼ばれることもあります。 妊娠初期の妊婦が風疹にかかると、先天性風疹症候群といって難聴、白内障、心臓病、精神運動発達遅滞などを持った赤ちゃんが生まれることがあります。 麻疹、風疹は、麻疹風疹混合ワクチンで予防します。

接種時期と回数

1期:1歳から2歳未満で受けます。1歳になったら、なるべく早く受けましょう。 2期:小学校入学の前年(年長クラス)に受けます。

副反応

接種後1週間くらいで発熱、発疹がみられることがあります。

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