診療について
水痘ワクチン(生ワクチン、定期接種)
水痘(みずぼうそう)とは
水痘・帯状疱疹ウイルスが原因の感染症です。
2~3週間の潜伏期の後に37~38度の熱が出て、赤い小さな発疹が現れ、かゆみを伴う水ほう(水ぶくれ)となり、全身に広がります。数日後には、黒いかさぶたになり、1週間くらいで治ります。
帯状疱疹は、水ぼうそうにかかったことがある人が、何かのきっかけで免疫力が低下した時に、起こる病気です。一般には、高齢者や大人にみられ、強い神経痛を残すことがあります。
水痘にかかったことがない子どもが、帯状疱疹の人に接触すると、水ぼうそうとして発症します。
水痘ワクチンで予防します。
接種時期と回数
1歳から接種できます。1回の接種では、免疫が十分につかずかかってしまうことがよくありますが、多くの場合、接種しないで自然感染するよりも軽くすみ、水疱のあとも残りにくくなります。
しっかりと免疫をつけるためには、1回目の接種後約3か月たったら2回目を受けることが必要です。
水痘(みずぼうそう)は、2014年10月から定期予防接種となりました。(対象は1~3歳未満)
副反応
副反応は、ほとんどありません。